金沢のお土産に金箔を!製法の違いや食用金箔の選び方などについてご紹介 | 金箔屋さくだ
金沢のお土産に金箔を!製法の違いや食用金箔の選び方などについてご紹介
金沢旅行のお土産の定番といえば金箔です。お菓子やお酒に入っていることもあり、金箔の輝きがあることでよりゴージャスな見た目になります。
「金属なのに食べられるの?」「金箔ならどれでも食べられるの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、金沢でも人気の金箔に関する情報をご紹介します。製法や種類、食用金箔の特徴や選び方についてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
金沢名物の金箔の製法について
金沢のお土産でも人気の金箔は、打ち紙と呼ばれる紙の上で金を延ばしていく方法で作ります。
使う打ち紙の種類によって製法が違い、「縁付箔」と「断切箔」があります。
縁付箔
特殊な粘土をまぜた雁皮紙を灰汁処理した箔打紙を使って金箔を打ち延ばし、完成した金箔を台紙の上に一枚一枚重ねていきます。台紙の寸法が金箔よりも一回り大きく、金箔を縁どるように見えるため縁付箔という名前になっています。和紙特有の表情があることが特徴です。
断切箔
グラシン紙を打ち紙として使う断切箔は、打ち上がった箔を大きな台紙と交互に重ねて切りそろえるので、台紙と金箔が同じ大きさになっています。工程が簡略化されているので価格が安いのが特徴です。
食用金箔はどんなもの?
金沢のお土産では、食用金箔を使ったお菓子も多くあります。お菓子などに使われている食用金箔とはどのようなものなのでしょうか。
一般的に金箔を作る際には、打ち延ばしやすく安定しやすくするために、銀と銅を加えます。この銅と銀をどのくらい加えるかによって、金箔の等級が決まってきます。
これは工芸用の金箔だけでなく、食用の金箔でも同じことです。金箔等級の四号色以上のものが、食用の金箔として認められています。四号色の金箔は、純金 94.43%、純銀 4.901%、純銅0.661%の割合で製造された金箔です。
金属からできているものですが、厚生労働省でも食品添加物として認められているため、食べても害はありません。
ちなみにお菓子や食品に金箔が使用されている場合、原材料の枠には「着色料(金箔)」と表記されます。
金沢の金箔屋さくだでは、様々な金箔素材を販売しています。
中でも、「金箔 金華」は金が約95%、銀が約5%と、銅を含まない金箔です。工芸用としてお使いいただけるのはもちろん、食用としてもお使いいただけます。
金箔は純度によって輝きに違いが出る
前項で金箔には等級があることをご紹介しました。金沢でお土産として人気の金箔は、金の純度によって輝きが異なるのです。
金がほぼ100%の24K・純金から、純度が高い順に五毛色、一号色、二号色といった名前がついています。金の純度が高いほど赤みが強い輝きで、純度が低いほど青みが強い輝きになるのが特徴です。
金箔の種類と金の割合は?
金の純度が50%以上のものを金箔といい、純度によって名前が違います。
名前 | 金が含まれる割合 |
---|---|
純金 | 99.99% |
五毛色 | 98.91% |
一号色 | 97.66% |
二号色 | 96.72% |
三号色 | 95.79% |
四号色 | 94.43% |
仲色 | 90.90% |
三歩色 | 75.53% |
水色 | 59.74% |
定色 | 58.68% |
金以外に何が配合されている?
金の割合を減らした分は銀が配合されています。そのため、銀の割合が50%以上になると、銀箔と呼ばれるようになるのです。また1%にも満たない微量な割合ですが、赤みを出すために純銅を配合しているものもあります。
金沢名物金箔のお土産の選び方!
金沢のお土産としても定番な金箔には、料理やお菓子に使う食用金箔と、絵画や手芸などに使える工芸用金箔があります。
金は体内に入っても吸収されずそのまま排出されるため体に害はありませんが、不安な方は金箔が四号色以上のものか確認した上で、「食用」と明記されているものを選びましょう。
また、食用金箔には様々な形状のものがあります。形状と主な用途をご紹介します。
- シート状:焼き菓子のコーティングなど
- 粉末状:シャンパンや日本酒などに入れる
- スプレー状:お菓子などに彩りを添える
- フレーク状:シャンパンや日本酒などに入れる
- モチーフ状:お菓子などに彩りを添える
金箔を購入する際は、まず食用なのか工芸用なのかを決めましょう。食用として認められている金箔は四号色以上のものなので、間違わないよう注意してください。
食用であれば様々な形状があるため、選び方に迷ったら用途に合わせて選びましょう。
金沢名物の金箔はお土産におすすめ!
金沢のお土産として有名な金箔は、製法の違いによって価格が変わります。また、金がどのくらい含まれているか、等級によって輝きも変わってきます。選ぶ際には、ぜひチェックしてみてください。
また、食用金箔もお土産に人気です。食用金箔は食べても問題がない成分で作られています。化粧品などに使われているのも食用金箔です。食用や肌につける用途の金箔を購入する際は、必ず食用として認められている四号色以上のものや、「食用」と明記されているものを選びましょう。
金沢でお土産用の金箔をお探しなら、金箔屋さくだでお買い求めください。
金箔屋さくだでは、食用金箔はもちろん、金箔を使用した食品も販売しています。
店舗のほかオンラインショップでもご購入いただけますので、お気軽にご利用ください。
金沢で金箔のお土産をお探しなら金箔屋さくだ
会社名 |
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店名 | 金箔屋さくだ |
本店住所 | 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3−27 |
営業時間 | 9:00 ~ 18:00(季節により変動あり) |
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FAX | 076-251-6677 |
メール | kinpakuya@dvlp.life |
URL | https://ae1537sykj.smartrelease.jp/ |
代表者 | 代表取締役社長 作田 一則 |
創業 | 大正8年(1919)2月20日 |
従業員数 | 40名 |
業務内容 | 金箔の製造販売、卸業務、直営店舗の運営、金箔工芸品の開発 |
説明 | 金沢の金箔屋さくだは、金箔を使用した化粧品や工芸品を販売しております。あぶらとり紙やクレンジング、化粧水といった化粧品はお土産にもおすすめです。食用金箔は小瓶タイプから業務用までご用意しております。販売店の他に通販でも取り扱っておりますので、遠方の方もお気軽にご利用いただけます。世界に一つだけのオリジナル金箔工芸品が作れる金箔貼り体験もございますので、金沢にお越しの際は是非ご予約ください。 |
国 | 日本 |
都道府県 | 石川県 |
市区町村 | 金沢市 |